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24年問題影響出ている4割、引越し業者に調査

2024年3月25日 (月)

調査・データエイチーム(名古屋市中村区)は25日、引越し業者らに対し、同業界の2024年問題に関する調査の結果を公表した。

調査は、引っ越し情報サイト「引っ越し侍」を運営するグループ会社、エイチームライフデザイン(同)が実施。23年11月〜24年1月にかけて集計された。サンプル数は57件。

23年12月時点で、24年問題の影響があるかのとの問いには、「ある」が39%で、約4割が影響を認めた。具体的な主な影響としては、「1日あたりの対応件数の減少」や「人員減少」などが挙げられたという。

▲調査結果(クリックで拡大、出所:エイチーム)

また、24年4月以降に、24年問題による影響があると思うかを尋ねると、79%が「あると思う」と答え、約8割が危惧している結果だった。

24年問題への対策の有無を尋ねたところ、73%が「対策している」と回答した。具体的には、「社内の効率化を進めた」、「引越し料金を上げた」、「従業員の給与を上げた」といった対策を取っている業者が多かった。

4月以降の料金の推移を問うと、「変わらない」と答えたのが37%で最多で、「100〜110%ほど値上がりする」との回答が26%で次いだ。「110〜120%ほど値上がりする」(7%)、「130%以上値上がりする」(2%)との回答もあった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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