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運行管理者不在や不実記録など、関東で13社処分

2024年3月29日 (金)

行政・団体関東運輸局が3月28日に発表した貨物自動車運送事業者に対する行政処分状況によると、2月は事業停止となった1社を含む13社を処分した。

事業停止30日の処分を下したのは佐藤組運輸(東京都武蔵村山市)。同局が法令違反の疑いがあるとの情報を端緒に監査を実施したところ、運行管理者未選任など11件の違反を確認し、事業停止に加え、車両停止延べ80日、輸送の安全確保命令の処分を下した。

また、山梨配送(山梨県笛吹市)に対しては、車両停止延べ220日の処分とした。死亡事故があったとの公安委員会からの通知を端緒に監査を実施したところ、業務記録の不実記載や運行記録の不実記録など11件の違反を確認した。

車両停止以上の処分となったのは次の通り。

事業者名所在地処分内容監査の端緒違反件数※違反点数
佐藤組運輸(本社営)東京都武蔵村山市事業停止(30日間)、車両停止(80日車)、輸送の安全確保命令法令違反の疑い11件38/38
山梨配送(本社営)山梨県笛吹市車両停止(220日車)公安委員会からの通知11件22/22
シー・ティー・シー(本社営)埼玉県秩父市車両停止(60日車)法令違反の疑い6件6/6
茨城特殊車輌(運輸部)茨城県鉾田市車両停止(30日車)公安委員会からの通知9件3/3
キョートー(甲府営)甲府市車両停止(140日車)行政処分後も改善が認められない9件20/14
富士総業(本社営)神奈川県平塚市車両停止(100日車)死亡事故9件10/10
関東販送(本社営)東京都足立区車両停止(80日車)法令違反の疑い12件8/8
小林製工運送(本社営)群馬県渋川市車両停止(20日車)死亡事故3件2/2
※事業者違反点数/営業所違反点数