ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

特殊車両通行制度、時間帯条件などの緩和を試行

2024年4月1日 (月)

行政・団体国土交通省は3月29日、特殊車両の通行許可に関連する「通行時間帯条件」を緩和する試行運用を4月8日より開始することを発表した。この緩和措置は、道路構造の保全や交通の安全を確保する上で問題がないと認められた道路に限り、通行可能な時間を現行の「21時から翌6時まで」から、前後1時間拡大し「20時から翌7時まで」とする。

今回の緩和は、特に重量や寸法が大きい車両(重量D条件、寸法C条件)に対して適用され、重量物運搬用セミトレーラー(重セミ)の交差点折り返し時の長さ基準の変更により、車両の旋回性能を考慮したより現実的な通行条件が設けられる。これにより、重セミの通行が可能な道路の範囲が拡大し、特に物流業界で求められる大型貨物の効率的な運搬に寄与することが期待される。試行の詳細は国交省のウェブサイトに掲載されている。

同省は、これらの試行を通じて、運輸業界の負担を軽減し、経済活動の支援を目指す。今後も、実施状況を踏まえた評価と見直しが行われ、必要に応じてさらなる改善策が検討される予定だ。

■試行の詳細
https://www.tokusya.ktr.mlit.go.jp/PR/pdf/202404_kaisei.pdf

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com