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特殊車両通行確認制度、2月7日に新システム試行

2022年1月31日 (月)

(イメージ)

行政・団体国土交通省は2月7日から、4月に限度超過車両の新たな通行確認制度の運用が始まるのを前に、特殊車両通行確認システムの試行を始める。

同システムは、物流生産性の向上を目的とした道路交通法改正に伴い導入される。車両の寸法や重量などが一定の限度を超える車両について、従来は事業者が国に車両情報や発着地、経路、重量を毎回申請し、審査と許可を受けるまでに約30日間を要していた。新制度では、事前にオンライン上に車両情報を1回登録することで、毎回即時に通行可能な経路を確認して通行できるように手続きを簡素化する。

試行期間は2月7日から18日までの平日9時30分から12時まで、13時30分から17時30分までと、2月21日から3月31日までの平日9時30分から17時30分までの間のいずれかの時間帯。

登録手数料は申請1件(1台)ごと5000円で、5年間有効。経路確認1件ごと確認手数料が600円かかる。試行期間中に登録した車両情報は運用開始後も引き継がれる予定で、各手数料は4月1日の運用開始後に支払う。