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良品計画、首都圏の基幹物流センターを建設

2013年1月25日 (金)

ロジスティクス良品計画は25日、首都圏に新たな物流センターの設置を決めた。埼玉県比企郡鳩山町に自社所有の物流施設を建設するもので、139億円を投資する。2014年11月の稼働開始を目指す。

首都圏店舗への商品供給を行う浦安センター(千葉県浦安市)から置き換えることで、効率、対応力を増強し、成長性が見込める首都圏の事業拡大を支える。

また、衣服・雑貨を中心とした海外生産地からの輸入商品の管理、同社の浦安センター、神戸センター、福岡センター、新潟センターへの商品供給を行う長岡調達センター(新潟県)の機能を移設することで、商品運搬コスト、センター運営コスト、倉庫賃料の低減を図る。

長岡調達センターは、北陸・東北・北海道方面への商品供給機能を担う「新潟センター」と同じ施設を利用しているため、再編後は新潟センターとしての単一機能拠点として運用する。

これにより、同センター周辺で賃借していた複数の倉庫を解約し、コスト削減につなげる。また、浦安センターは賃借物件のため、鳩山センターの稼働とほぼ同時に廃止する。

これらの物流再編によるコスト削減効果は概ね10億円程度となる見通し。

■新物流センターの概要
事業所名:良品計画鳩山センター
所在地:埼玉県比企郡鳩山町大字奥田字羽黒114番2
投資額:139億円(土地、建物、物流機器など)
敷地面積:16万8295平方メートル
延床面積:10万5231平方メートル(大庇含む、建物地下1階地上4階建て)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート構造(柱)、鉄骨構造(梁)
着工時期:2013年2月
竣工時期:2014年7月
稼動開始:2014年11月