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リバティデータ、SC計画支援データ基盤提供開始

2024年4月5日 (金)

サービス・商品データサイエンスプラットフォームなどを展開するLiberty Data(リバティデータ、東京都港区)は5日、データ駆動型のサプライチェーン(SC)プランニングを支援するデータ活用基盤「DSP for SupplyChainPlaning」の提供開始を発表した。

同サービスは、見込み販売数の予測精度の低さ、外部環境変化への対応の遅れ、発注ロットの影響など、企業が抱える課題に対応するもの。たとえば、過去の出荷実績データをもとにした低精度の見込販売数予測は、無駄な余剰在庫の管理コストや廃棄による損失を招くケースがある。また、異常気象や流行病などの外部環境変化に対する迅速な対応の欠如も、在庫不足による損失を引き起こすことがある。さらに、発注ロットの大きさが出荷データに基づく正確な需要予測を難しくしていることもある。同サービスは、これらの課題に対し営業予測の精度向上、外部環境変化への迅速な対応、需要予測の精度向上を可能にするもの。特に、AIとビッグデータの活用は、需要予測の精度を格段に向上させるとしている。

しかし、AI・BIツールの導入に際しては、予測結果の外れ幅や過剰在庫に対する不安から、導入を断念するケースもある。また、複数条件を考慮した調達計画の作成には時間がかかり、実際には過去の出荷実績に基づく単純計算で対応することが多い。このような状況を改善するため、同社はデータ活用基盤の提供と専門家による支援を通じて、企業が直面する課題を解決。実際に、食品メーカーや製薬企業などで、生産計画の最適化や外部環境変化への対応により、約6億円の損失削減を実現しているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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