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拠点・施設帝国電機製作所（兵庫県たつの市）は23日、龍野インターチェンジ周辺地区土地区画整理事業に伴い整備された土地を新工場用地として取得することで、たつの市および竹中土木と合意したと発表した。
取得対象の土地は兵庫県たつの市龍野町四箇地先ほかに位置し、面積は3万6000平方メートル、取得価額は20億円を見込む。引渡しは2029年5月を予定しており、将来的な事業拡大を見据えた生産能力強化の一環として活用される。
新工場では、本社工場からの生産機能の一部を移管するとともに、国内子会社である帝伸製作所と上月電装の移転も計画。これにより、設備拡張と就業環境の改善、さらにマテリアルハンドリングの効率化を図る。新拠点の整備は、製造工程の合理化や拠点統合による物流動線の見直しにもつながり、全体のサプライチェーン効率を高める施策となる見込みだ。
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