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ラオス運輸当局、通関手続き緩和に前向き

2013年1月30日 (水)

行政・団体国土交通省は30日、ラオスとの物流政策対話・ワークショップの開催結果を公表した。

政策対話・ワークショップは2008年11月の第6回「日ASEAN交通大臣会合」で実施することが位置付けられたもので、今月23日にラオス・ビエンチャンで開催された。

日本とラオス両国から国交省、ラオス公共事業運輸省を含めて20人が参加し、両国の物流政策や物流の事情、課題なをテーマに意見交換を実施。ワークショップでは、ラオス側から物流事業者、学生などの40人が参加し、パレットの普及促進などの観点から、フォーリフトによるパレット荷役の実演などを行った。

日本側は自国の物流政策の概要、パレットの役割、ラオスでの物流の課題をテーマとしたプレゼンテーションを行い、ラオス側は越境交通協定、二国間相互通行協定の実施状況など、同国の物流政策と課題を説明した。

意見交換では、日本側が二国間相互通行協定の実施状況を質問するとともに、東西経済回廊でのトラックの物流促進に期待を表明。

これに対し、ラオス側からは規制緩和、通関手続きの簡素化などに前向きに取り組むとの回答があった。