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鉄道モーダルシフト認知向上を、全通連とJR貨物

2024年4月11日 (木)

イベント全日本通運連盟(全通連)と日本貨物鉄道(JR貨物)は、10日から12日までインテックス大阪で開催される「第5回 関西物流展」に共同で出展した。

▲関西物流展のブースで鉄道輸送のメリットを紹介

ブースでは、JR貨物による鉄道輸送のメリットを紹介。貨物列車は最大26両編成で運行され、その場合は10トントラック65台分の輸送量となることやCO2排出量はトラックの11分の1であることなど、効率的で環境負荷の低い輸送手段であることなどが紹介された。

国土交通省では、エネルギー効率の良い輸送手段である鉄道の利用を推奨する「エコレールマーク」認証を行っている。同認証では500キロ以上の距離の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品を「認定商品」に、500キロ以上の距離の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業、あるいは数量で年間1万5000トン以上か数量×距離で年間1500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業を「認定企業」として認証している。こうした認証を受けると、エコレールマークの掲出を行うことができる。

多くの商品、企業が認証を受けている一方で、商品パッケージへの表示はあまり行われておらず、消費者の認知も高まっていない実情があるという。消費者の認知向上と態度変容によって、モーダルシフトへの社会的要求もより高まるだろう、と関係者は語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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