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CBクラウド、軽貨物車のメンテ時共同使用を推進

2024年4月26日 (金)

ロジスティクスCBcloud(シービークラウド、東京都千代田区)は26日、5月から「ピックゴー黒ナンバー車共同使用」サポートプログラムを展開すると発表した。3月に国土交通省が出した「事業用軽自動車の共同使用」に関する通達に基づき、新たな軽貨物ドライバー支援プログラムとして、まずは1都3県でサービスを開始する。

このサービスは、個人事業主の軽貨物事業者が、車両メンテナンスにより稼働を停止せざるを得なくなり、収入機会が減少する問題に対処する。CBcloudは、自社が保有する車両を代車として配送パートナーに一時的に提供することで、車検や修理時にも業務を継続できるよう支援する。

国交省は3月に、「貨物軽自動車運送事業の用に供する事業用自動車の共同使用について」との通達を発出。個人事業主が事業用車両を点検や修理に出している際、事前に協定を定めることや運行管理を適切に行うことを条件に、別の軽貨物自動車運送事業者の車両を使用できるようにする制度で、CBcloudはこれを基にサービスを展開する。

▲プログラム概要(クリックで拡大、出所:CBcloud)

同社は軽貨物ドライバーが安定して仕事ができるよう、ドライバーを支援するプログラムの第1弾として、2023年3月に「カーサポ365」を展開。今回の黒ナンバー車共同使用に関する取り組みは、プログラムの第2弾となる。カーサポ365は車両整備の迅速化を支援するもので、365日対応のコールセンターの設置や、高品質な部品を使用した整備、走行距離などから最大20%のコスト削減などを行う。

プログラムは今後も継続、拡大していく方針で、同社広報によると「第3弾として安全運転を支援するアプリなどを計画している」という。

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LOGISTICS TODAY編集部
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