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サンデン、メキシコに生産拠点を開設

2013年2月5日 (火)

荷主サンデンは5日、メキシコのサルティーヨ市に車両空調用コンプレッサー関連の製造拠点「サンデン・マニュファクチャリング・メキシコ」(SMM)を設立し、4月1日から本格稼動すると発表した。

北米で基幹部品の内作・現調化による為替対応力強化、製造原価低減と、南米顧客向けの組立て・供給体制強化を図る狙い。

同社は現在、米国テキサス州ワイリー市にあるサンデン・インターナショナルUSAで、北米市場向けに車両空調用コンプレッサーを生産しており、SMMで生産する部品をこのSIAに供給することで、競争力の向上を図る。

SMMで生産するコンプレッサーは可変容量タイプで、既に南米に展開している欧州自動車メーカーのニーズに対応した製品として、さらなる成長が見込まれる南米市場向けの組立て・供給体制を構築する。

SMMの敷地面積は3万平方メートル、建屋面積は2万平方メートルで、投資額は2014年までに35億円を計画している。