
▲管理船のホールド内を高圧水洗浄するロボット(出所:NSユナイテッド海運)
ロジスティクスNSユナイテッド海運(NSU)は24日、同社管理船でホールドクリーニングロボットの使用を開始したと発表した。
カーゴホールド(船倉)はさまざまな貨物を積載するため、定期的な清掃が必要となる。清掃が適切に行われない場合、貨物の汚損による損害賠償請求や追加の清掃要求、貸船料の支払い停止などの問題が発生する可能性がある。また、乗組員が手作業で行うため高所作業の危険も伴う。このような課題に対応するため、NSユナイテッド海運はデンマークのクリインが提供するホールドクリーニングロボットを導入。ロボットは遠隔操作でカーゴホールドの壁面を登り、高圧水で貨物の残渣を除去する。実際の運用では、安全かつ効率的に清掃が行われ、期待通りの成果を上げた。
NSユナイテッド海運は、今後も最新技術を検証し、乗組員の安全確保と作業効率の向上を目指していくとしている。
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