サービス・商品Lighthouse(ライトハウス、東京都港区)は22日、日本郵船と共同で、生成AI(人工知能)を活用した文書業務支援プラットフォーム「N-DOX」(エヌドックス)を開発したと発表した。
N-DOXは、契約書チェックや契約更新時の差異抽出など、従来手作業で行われていた煩雑な文書業務の効率化を目的としたシステム。3か月でプロトタイプを構築し、現場での実証と改良を経て実運用に至った。システムは文書管理、ルールチェック、影響分析などに対応し、エージェント指向、マルチAIモデル対応、段階的な機能拡張を特徴とする。
特にドライバルク部門では、傭船契約の差異確認などに要する時間を大幅に削減し、業務の高度化に寄与している。人為的なミスの防止や、AIによる初期レビューにより、担当者は判断業務に集中できる環境が整うという。
海運業界では契約書の迅速な確認と正確な対応が求められており、同システムの導入は、業界全体の業務変革とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に寄与するとみられる。今後はバックオフィス業務全般への展開も予定している。
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