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イビデン、スマートフォン向けマザーボードシェア「11年中に世界トップに」

2010年11月2日 (火)

拠点・施設イビデンは2日、急成長するスマートフォン・タブレットPC市場に対応するため、第1期分として350億円を投じ、スマートフォン用マザーボード量産拠点の稼働を前倒しすると発表した。

 

同社は既に、同製品の生産拠点として青柳事業場、北京の揖斐電電子の2拠点を稼働させており、今回前倒しで立ち上げるマレーシア・ペナン島の第1工場を合わせて3拠点体制を整える。また、2012年に向けて第2工場棟の建設も検討している。

 

新工場は11年4月に稼働を開始し、同年12月にはフル生産体制に入る。同工場は世界最高レベルの品質を持つ専用マザーボード工場とする方針で、同社では「11年中にスマートフォンのマザーボード市場で世界シェアトップを確保する」としている。