農総研、累計流通総額が1000 億円を突破

調査・データ「農家の直売所」を運営する農業総合研究所（和歌山県和歌山市）は5月31日、2007年の創業以来、累計での流通総額が1000 億円を突破したと発表した。直近の24年8月期第2四半期では、流通総額は38億円を超え、四半期として過去最高を記録した。

▲過去最高を記録した24年8月期第2四半期（クリックで拡大、出所：農業総合研究所）

事業成長の理由としては、同社の主力事業である「農家の直売所事業」が着実に成長しており、導入店舗数は全国の主要スーパーマーケットを中心に2000店舗を超え、登録生産者数は1万人を超えている。

また同社は、生産者から直接農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーマーケットの青果売場に卸販売する事業も手掛けており、阿蘇産のアスパラガスを「阿蘇パラ」の名称でブランディング。また、笛吹農業協同組合から提供された山梨県笛吹市一宮町のプレミアムな桃を「山梨県いちのみやの賜物（たまもの）」の名称でブランディングし、業績を伸ばしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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