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近運局、山陽電鉄・トラック衝突事故で「結論急ぐ」

2013年2月20日 (水)

ロジスティクス近畿運輸局は18日、今月12日にトラックが山陽電鉄の特急電車に接触し、電車が脱線して15人の重軽傷者を発生させた事故を受け、トラックが所属する運送会社「那須商会」(大阪府池田市)に対して特別監査を行った。行政処分に至るまで通常は1年程度を要するが、同運輸局は事故の社会的影響の大きさを踏まえて結論を急ぐ方針。

昨年4月29日に発生した関越道ツアーバス事故では、事故発生後3日間に2回の立入監査を実施し、5月8日には「法令違反が疑われる事項」を発表。わずか2か月足らずで事業許可の取消処分に至っており、近畿運輸局では関越道事故のケースを参考にして対応するとみられる。