ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロジランド、福岡・小郡の物流施設整備に着工

2024年6月17日 (月)

拠点・施設ロジランドは17日、福岡県小郡市で同社が整備を計画している2つの物流施設のうち、「LOGI LAND 小郡鳥栖インターⅠ」の建設に着手したと発表した。25年冬頃に完成する予定で、同社としては、九州エリアで初の物流施設となる。

▲LOGI LAND 小郡鳥栖インターⅠ、完成イメージ(出所:ロジランド)

同施設は、長崎自動車道の鳥栖インターチェンジ(IC)から2.3キロに位置し、福岡市内への配送や九州全域をカバーする広域配送拠点に適している。また、小郡市中心部の住宅地に近接しており、マイカー通勤に便利なうえ、西鉄天神大牟田線・西鉄小郡駅や甘木鉄道・小郡駅に近く、徒歩通勤もできる。

(クリックで拡大)

施設は、敷地面積2万545平方メートル、延床面積2万2421平方メートル、BOXタイプの鉄骨2階建てで、1棟でも分割でも、利用可能な設計となっている。広い柱スパンを確保し、バースに柱を出さない仕様が特徴で、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機3基を設置。階層を2層に抑えた仕様と縦搬送能力で効率的なオペレーションを実現する。2024年問題で課題となる「トラックの待機時間」の解決に向け、スムーズな荷下ろしや積み込みができるよう、44台接車可能の広いトラックバースを確保する。また、従業員やドライバーの利便性に配慮してトイレを設置するほか、従業員向けに計113台の駐車場を用意する予定。

同社は今回の施設の南側にも物流施設「LOGI LAND 小郡鳥栖インターⅡ」を建設する予定で、小郡鳥栖インターⅡは2026年の完成を目指している。

小郡鳥栖インターⅡは、敷地面積2万3430平方メートル、延床面積約3万6027平方メートルの両面バースBOXタイプの鉄骨3階建てで、近年、需要が高まっている危険物倉庫の設置を予定している。同社は「LOGI LAND小郡鳥栖インターⅠ・Ⅱ」の2物件ともに入居企業を募集している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com