ロジランド、福岡・小郡で物流施設開発用地取得

拠点・施設ロジランドは26日、福岡県小郡市にて「LOGI LAND小郡鳥栖インターI・II」の開発用地を取得したと発表した。同社が開発する物流施設では九州エリア第一号案件となる。

同物件は長崎自動車道・鳥栖インターチェンジ（IC）から2.3kmで、北部九州の高速道路の結節点となる鳥栖ジャンクション（JCT）を経由し、福岡市内への配送や九州全域をカバーする広域配送拠点に有効。西鉄天神大牟田線・西鉄小郡駅と、甘木鉄道・小郡駅から徒歩または公共交通機関による通勤が可能で、同市中心部の住宅地に近接するため雇用確保においても優位性が高い。

▲LOGI LAND 小郡鳥栖インター立地図（クリックで拡大、出所：ロジランド）

同敷地内の北側に位置する「LOGI LAND 小郡鳥栖インターI」は敷地面積2万545平方m、延床面積は2万2416平方m、地上2階建てで、2025年冬に竣工予定。1棟または分割での利用が可能な設計で、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機3基を実装し、スムーズな荷下ろしや積み込みができるようにトラックバースを広く確保する。

同敷地内の南側に位置する「LOGI LAND 小郡鳥栖インターII」は、敷地面積は2万6564平方ｍ、延床面積は3万3057平方m、地上３階建てで、特定企業専用物流施設（BTS）としての開発も可能。危険物倉庫やクロスドックに対応した両面バースの採用など、ニーズの高い施設開発を計画している。また、IIに関しては、特定企業専用物流施設（BTS）での相談も可能としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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