産業・一般物流・建設業界を中心とする求人サービス「プレックスジョブ」を運営しているプレックス(東京都中央区)は25日、大阪府の「スキルアップ支援」を利用して求職者の資格取得を支援すると発表した。
大阪府スキルアップ支援金は、求職者の早期就業やリスキリングを支援するための制度で、職業に関する教育訓練を受けた場合、講座などの受講費用などのうち50%から75%に相当する支援金が受けられる。今まで働いたことがなかったり、入社して1年未満であったり、国の教育訓練給付を受けられない大阪府民が対象で、自動車免許やフォークリフト、クレーンの操作など2024年問題に関わる建設業、トラック、バス、タクシードライバーに関する講座は、上限なしで補助率が75%となる。その他の業種の講座は補助率50%で、上限20万円。同社は「プレックスジョブ」の登録者に対し、支援金の活用を促し、物流・建設業界における資格取得を支援する。
同社がプレックスジョブのドライバーへの求人を調査したところ、求められる免許によって、平均年収に差が生じており、大型免許を必要とする求人の平均年収が461万円だったのに対し、普通免許を必要とする求人の年収は平均372万円だった。しかし、ドライバー職求人で、資格取得支援制度を設けている企業からの求人は11.8%しかなく、求職者は自分で資格を取得しなければならないのが実状となっている。
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