荷主自動車部品メーカーのヤマザキは26日、スタンダード市場の上場維持基準の適合に向けた計画の進捗状況を発表した。同社は2021年11月に計画書を提出し、2024年3月末時点の進捗状況を報告した。2024年3月末時点では、流通株式時価総額が基準を満たしていないが、その他の基準は達成している。今後も流通株式比率の向上や業績の改善を図り、2026年3月末までに基準適合を目指す方針である。
具体的な取り組みとして、省力・省人化設備商品の開発・販売、メンテナンス事業の拡大、新規量産部品の取込み、海外事業の拡大、IRの強化、コーポレートガバナンスの充実が挙げられる。特に、役員等の保有株式の売却により流通株式比率を45.0%まで改善した。また、ロボットバリ取りシステムの開発・販売や、半導体製造装置の受注・製造などを進めている。
同社は今後も、企業価値の向上を図り、適正な投資家評価を得ることで、上場維持基準の適合を目指すとしている。
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