環境・CSR東北運輸局宮城運輸支局は6月28日、管内の旅客・貨物自動車運送事業者に対し、交通事故防止のための安全輸送確保の徹底を求める依頼を発表した。令和6年度第1四半期における事業用自動車の交通事故発生件数がおよそ20件に達し、特に死亡事故が5件発生していることから、同支局は社会的影響の大きい事故が多発していることを憂慮している。
自動車運送事業者の使命として、輸送の安全確保は最も重要であり、運送事業の社会的信頼を維持するために欠かせない。
宮城運輸支局は管内の旅客・貨物自動車運送事業者に、安全輸送の徹底を求め、運行管理の徹底・再確認を徹底するよう要請。管理者には運転手の健康管理や過労防止などの配車計画の徹底を求めると同時に、ドライバーに対しては制限速度や車間距離、横断歩道・交差点での歩行者保護の徹底、スマホ(わきみ運転)禁止、バックミラー・モニターの作動確認を呼びかけている。
また、点呼実施の徹底・再確認、交通渋滞など事故発生の乗務員への周知徹底、乗務前、後点呼での運転手の健康状態把握、アルコール検知器による飲酒有無の確実な把握、記録が必要であるとしている。
これらの対策を講じることで、事業用自動車の交通事故防止に努めることを強く要請している。
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