ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

【四半期決算】佐渡汽船2Q、フェリー故障が影響

2010年11月8日 (月)

財務・人事【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名:佐渡汽船
売上高:92.5億円(3.7%減)
営業利益:8.0億円(22.2%減)
経常利益:7.1億円(23.2%減)
四半期純利益:7.6億円(前期は3.1億円の損失)

 

期中の自動車航送台数は、乗用車換算台数で17万3746台(前年同期比11.3%減)、貨物輸送トン数は9万2671トン(7.0%増)となった。

 

第2四半期に実施した「本土発乗用車往復運賃特別割引」の反動で、マイカー利用の個人観光客数が減少した上、8月11日に発生したカーフェリー「おおさど丸」の機関故障に伴う運休により、最盛期の輸送能力が減少。代替手段として僚船のカーフェリーの増便、高速船ジェットフォイルの増便、運賃割引、他社に貨物の委託を行った。おおさど丸の修繕に伴う費用を取り込んだため、売上高、営業利益は減少となった。

 

一般貨物自動車運送業では、米、ビールの輸送やダンプ車の稼働が堅調に推移したほか、建設資材の輸送、猛暑による電力消費量増加に伴い発電用の重油の輸送も堅調に推移した。費用面では、おおさど丸の運休に伴い運送方法の変更や乗務員の超過勤務などによる増加があった。