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ライドシェア推進のニューモがタクシー会社買収

2024年7月5日 (金)

M&Aライドシェア推進のスタートアップnewmo(ニューモ、東京都港区)は4日、大阪の老舗タクシー会社「未来都」の経営権を取得したと発表した。未来都は1960年創業で、大阪市域交通圏に606台の車両を保有するタクシー会社。ニューモは今回の買収により保有タクシー車両数が646台に増加し、大阪府内で5位の規模に拡大する。newmoは、タクシー事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、経営基盤の強化を図る予定である。また、将来的には日本版ライドシェア市場への参入も視野に入れている。

ニューモ代表取締役社長である青柳直樹氏は、「未来都の経営権取得は、地域に密着した高品質なサービスを提供し続けるための重要なステップである」とコメントしている。また、未来都の従業員に対しては、既存の雇用条件を維持し、安心して働ける環境を提供することを約束している。

さらに、同社は新たなテクノロジーを導入し、乗務員の業務効率化と顧客サービスの向上を図る計画。スマートフォンアプリによる配車予約システムの強化や、AIを活用した運行管理システムの導入を進め、タクシーの待ち時間の短縮や配車効率の向上を目指す。

ニューモは24年1月に設立された会社で、3月には大阪市交通圏で事業を展開するタクシー会社、岸交に資本参加している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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