行政・団体関東運輸局海上安全環境部は8日、2024年6月に実施した外国船舶監督(ポートステートコントロール、PSC)の結果を発表した。
今回の監督により、66隻の外国船舶のうち、重大な欠陥が発見された1隻に対して出港差し止め処分をした。この船舶はベリーズ籍のばら積み貨物船「JIN DONG 6」(総トン数2972トン、2008年建造)で、川崎港で検査が行われ、6月19日に拘留処分を受けた。主な欠陥内容は消火ポンプ、脱出設備、およびISM(国際安全管理)コードに関するものである。
これにより、船舶は6月24日に処分が解除されるまで出港を差し止められた。関東運輸局は、船舶の安全運航と海洋環境の保全のため、今後も継続的にPSCを実施していく方針を示している。
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