認証・表彰日本航空(JAL)は10日、フライト・セイフティ・ファウンデーション(アメリカ、FSF)からリチャード・クレーン賞を受賞したと発表した。この賞は、民間航空の安全に貢献した組織に贈られるもので、日本の企業として初めての受賞となる。JALは1985年のJAL123便事故以来の、安全文化の醸成と継続的な安全推進活動が評価された。
FSFは、JALの安全への取り組みと組織学習を高く評価しており、JALの代表取締役社長、鳥取三津子氏も「安全は航空会社の基本的な価値であり、その存在理由そのものである」と述べた。JALは、社員の教育・訓練、安全啓発活動を通じて安全文化を強化し続けている。
また、三現主義に基づく取り組みとして、御巣鷹の尾根での慰霊登山や、安全啓発センターでの残存機体の展示、事故に関わった人々の話を聞く活動などを行っている。これにより、社員全員が安全の重要性を深く理解し、乗客の命と財産を守る使命に取り組んでいる。
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