調査・データ紛失防止ソリューション開発のMAMORIO(マモリオ、東京都千代田区)は18日、安藤・間(安藤ハザマ、東京都港区)およびArch(アーチ、大阪市北区)と共同で、建設現場向けレンタル機器位置情報検出システムの実証試験を開始したことを発表した。同システムは、マモリオが提供する所在管理ソリューション「マモリオ・ビズ・プラス・フォー現場」とアーチが提供する「アーチ・レンタルプラットフォーム」を連携させ、建設現場での機材や資材の所在管理を可能にするソリューション。
建設現場では多種多様な資機材が使用されており、その大半がレンタル品で、一つの工事現場で使用される資機材は数千点に及ぶこともある。これまで、これらの資機材管理は紙の帳票や現場監督の経験と勘に頼るアナログな方法で行われており、非効率な状態だったことから、資機材の探索に時間を要したり、紛失したりすることで生産性の低下やコスト増加を招いていたという。
今回の実証試験では、マモリオのソリューションから提供される資機材の位置情報と、「アーチ・レンタルプラットフォーム」を連携させ、安藤ハザマが有するナレッジと実証フィールド(土木・建築現場)のもとで検証を行う。「あらゆる現場のあらゆる資機材の位置情報管理」をコンセプトに、「資機材を探す時間の削減」「資機材の紛失ゼロ」「重複注文の防止」を目指す。
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