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商船三井、英国エンジンベンチャーに出資

2024年7月19日 (金)

国際商船三井は19日、MOL(イギリス)の主導により、耐熱性素材を用いた高効率エンジンの技術開発を行うベンチャー企業カルノー(イギリス)への出資を決定したと発表した。

▲冷却過程でのエネルギー損失が省かれることで熱効率が高まるエンジンの概念図(出所:商船三井)

鉄、アルミ製のエンジンは、エンジンが過熱するとパフォーマンスが低下するうえ、故障リスクが高まるため、温度が上がり過ぎないよう常時冷却する必要があり、燃焼エネルギーの3割程度が冷却用に消費される。

カルノーは、耐熱性の高い素材でエンジンを製造することで、冷却過程でのエネルギー損失を省き、熱効率を高め燃料消費率を飛躍的に高める技術を開発しているベンチャー企業。開発中のエンジンが実現すれば従来と比べて2-4割の燃費向上が期待できる。同社は、同技術の実証実験の結果を踏まえて、同社運航船舶への活用を検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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