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東海カーボン、滋賀工場生産を終了

2024年7月22日 (月)

荷主東海カーボンは16日、滋賀工場(滋賀県近江八幡市)での生産を2025年7月末までに終了すると発表した。

同社は、電極事業の構造改革の一環として、25年7月までに日本と欧州の黒鉛電極生産能力を年間5万6000トンから3万2000トンに削減。生産能力削減に向けて、国内黒鉛電極生産を防府工場(山口県防府市)に集約し、滋賀工場での生産終了を決定した。

同社の黒鉛電極事業は、滋賀工場、防府工場の国内2拠点に、欧州、北米との3極体制で事業拡大していたが、世界的な鉄鋼生産低迷による電極需要の減少に加えて、アジア・欧州・中東市場では、中国・インド勢による低価格製品の流入によって市況が軟化している。今度も安定的した製品供給を実現するには、日欧生産能力削減が必要との判断に至った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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