環境・CSR住友理工は24日、カーボンニュートラルと水素社会の実現に向けて、燃料電池トラック(FCトラック)用防振ゴム、ホースなどの製品開発を推進すると発表した。

▲FCトラックイメージ(出所:住友理工)
一例として同社は、水素タンクをボディー部分に固定するために取り付ける「水素タンクマウント」や、水素タンクに充填された水素をFCスタックへ供給する「水素ホース」、セパレータと呼ばれる板状の部材や発電部材の構成部品のうち、水素、酸素、水の漏れを防ぐ「FCセル用ガスケット」などを開発している。
トラック運送業界では、2030年のCO2排出原単位を、05年度比で31%削減を目標に掲げており、車両総重量8トン以下の車両について、30年における電動車の保有台数を10%にすることがサブ目標となっている。走行時のCO2排出がゼロで、短時間での燃料補給が可能な水素技術は今後の物流業界において有効な手段と考えられている。
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