荷主サンゲツ(名古屋市西区)は1日、ことし12月1日より、壁装材・床材・ファブリックの価格改定を実施することを発表した。
インテリア関連商品の原材料となる塩ビ樹脂・可塑剤・ナイロンなどは価格が上昇しており、また同社仕入先の労務費、物流費、エネルギー費、設備更新のコストなども上昇を続けているという。加えて、同社の物流関連の業務委託費、物流設備の維持・更新や内装施工現場などへのきめ細かな配送を行うサービス体制の構築にかかる各種費用、また安定供給へ向けた生産体制の構築といったコストも同様に上昇が続いているとしている。
同社では、これら商品の仕入先や協力会社とさまざまな生産・業務の効率化を通じ、販売価格の維持に努めてきたが、これら努力にも限界があり、商品の安定供給と物流サービスレベルの維持のため、取引価格改定に至ったとしている。
価格改定実施日は2024年12月1日受注分より。対象商品は壁装材・床材・ファブリック。値上げ幅は10-15%。
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