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キューネ&ナーゲル日本法人社長に松吉氏

2024年8月2日 (金)

▲松吉穣氏(出所:キューネ・アンド・ナーゲル)

財務・人事スイスの国際物流会社、キューネ・アンド・ナーゲルは1日、同社日本法人の社長に松吉穣(まつよし・ゆたか)氏が就任したと発表した。日本出身で国際物流の経験が長い松吉氏を社長に起用することで、日本市場でのシェア拡大を図る。

同日付で、セールス&マーケティング部門のトップに因幡光浩(いなば・みつひろ)氏、9月1日付で航空貨物部門のトップに山田賢造(やまだ・けんぞう)氏が就任することも発表された。

日本企業の海外事業が拡大するなか、同社は日本を重要な成長市場として位置付けて2020年から「ジャパン・デベロップメント・プログラム」に取り組んでいる。今後さらに日本への投資を加速し、日本独自のニーズに応えるため、新体制への移行を決めた。

松吉氏は日本やイギリス、香港、中国、スイスなどで国際物流の経験を積み、APモラー・マースク(デンマーク)グループでの勤務を経て、アディダスのグローバルロジスティクス部門シニアディレクターとして、サプライチェーンのデジタル化やアウトソーシング事業の推進、コロナ禍への対応などを9年にわたって担った。2022年に、キューネ・アンド・ナーゲルに移籍し、スイス本社で国際サプライチェーンのグローバルオペレーション責任者に就任。デジタル化に重点を置いた複雑な注文管理ソリューションプロジェクトを成功させた。

松吉氏は社長就任にあたり、「不確実性の高い物流市場で、日本の顧客の課題やニーズをきめ細やかに理解し、私たちのサービス価値をより一層向上させていきたい。国内外双方での経験を生かし、日本の顧客と長期的なパートナーシップを構築していく」とコメントを発表した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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