国内ウェザーニューズはこのほど、「猛暑見解2024」を更新して発表した。これによるとことし8月-10月の気温は全国的に平年より高く、特に9月は観測史上もっとも暑くなった2023年に匹敵する高温になる可能性がある。
ことし7月の平均気温は速報値で23年を上回り、過去最高の記録を更新し、特に上旬と下旬には最高気温が40度に達した地点があり、危険な暑さになる日が多かった。暑さの原因になっているのが、太平洋高気圧とチベット高気圧の2つの高気圧で、高さが違う2つの高気圧が上空で重なり合って「ダブル高気圧」となり、非常に背の高い一つの高気圧のようになり厳しい暑さもたらした。
9月以降は例年であれば太平洋高気圧が次第に日本の南東に後退し、偏西風帯が南下してきて、北日本から涼しい空気に覆われる日が次第に多くなる。しかし、ことしの秋にはラニーニャ現象が発生する可能性があり、その影響で9月を中心に太平洋高気圧の本州付近への張り出しが平年より強く、偏西風帯の南下も平年より遅れるため、季節の進行が遅れる予想。これにより、全国的に平年よりも気温の高い傾向が続く見込みだという。
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