公募・入札国土交通省は28日、建設現場の生産性向上に関するベストプラクティスの横展開を促進するため、令和6年度の「インフラDX大賞」の募集を開始を発表した。データとデジタル技術を活用して社会資本や公共サービスを変革し、建設業界における効率化や国民サービスの向上を目指す取り組みを表彰するもの。
「インフラDX大賞」は、平成29年度に開始された「i-Construction大賞」を発展させたもので、令和4年度から改称された。2024年度は、インフラの利用やサービスの向上、さらに建設業界以外の分野における優れた取り組みを広く募集する。この大賞の目的は、建設現場の生産性向上を図るためのデジタル技術の普及を促進し、業界全体の成長を支える。
募集の対象となるのは、インフラ分野でのデータとデジタル技術の活用を通じて、建設生産プロセスの高度化や効率化、国民サービスの向上、組織の働き方や文化の改革につながる取り組みである。特に「i-Construction 2.0」に関連するBIM/CIMの活用やICT施工Stage2(機械の稼働データや映像データなどの現場データの活用による生産性の向上)といった取り組みが注目されている。
優れた取り組みには「国土交通大臣賞」「優秀賞」「スタートアップ奨励賞」が授与される。
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