M&A海外マーケティング事業などを手掛けるベクトル(東京都港区)は29日、中国法人のベクトルチャイナが、ぐるなびの中国子会社・ぐるなび上海と業務提携を締結したと発表した。
ベクトルチャイナはこの提携により、日本の食品事業者や自治体向けに中国市場進出を支援するワンストップ・ソリューションサービスを強化。貿易輸出入、物流、倉庫、配送、市場調査やビジネスマッチングまでを一括でサポートする。
2023年8月以降、中国政府が日本産水産物の輸入を一時停止するなど、日本から中国への農林水産物の輸出が大きく減少。ベクトルチャイナとぐるなび上海は、中国市場での事業展開に苦戦する日本の食品事業者を支援するため、強固なフードサプライチェーンと広範なネットワークを生かし、日本企業の中国市場進出を包括的に支援する体制を構築した。
両社は、中国国内への輸入に関するコンサルティングから物流、倉庫、配送までの一括サポートのほか、中国国内での市場調査の設計・実施、データの集計・分析、レポーティングまでをワンストップで行う市場調査サービス、中国食品土畜輸出入商会のプラットフォームを活用した、商品推薦会や商談会、展示会の開催を通じて新たなビジネス機会を提供するビジネスマッチングサービスなどで提携する。
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