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川崎重工、中国で精密機械事業の合弁会社設立

2024年8月29日 (木)

M&A川崎重工は29日、中国の油圧機器メーカーである烟台艾迪精密机械股份有限公司と、中国で精密機械事業の合弁会社「艾崎(あいさき)精密機械」を設立することを発表した。新会社は、2024年9月8日に設立され、同月内に営業を開始する予定である。

川崎重工は、既に中国蘇州市で油圧機器の製造拠点を有しているが、今回の合弁会社設立により、同社の技術力と烟台艾迪の製造能力および材料調達の強みを融合させ、中国市場での競争力をさらに強化する狙いがある。新会社の設立は、中国市場の変化や顧客の多様なニーズに迅速に対応する体制を整える一環として位置づけられており、同市場への更なる貢献が期待されている。

新会社の資本金は3億人民元で、川崎重工が49%、烟台艾迪が51%の出資比率となっている。従業員数は135人を予定しており、中国江蘇省蘇州市にある川崎精密機械(蘇州)の敷地内に設置される。

今回の合弁会社設立により、川崎重工と烟台艾迪は、建設機械向け油圧機器の製造および販売の分野での協力を強化し、中国市場におけるプレゼンスを高めることを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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