行政・団体国土交通省は8月30日8時現在の、台風10号による被害状況を発表した。
台風10号は29日8時頃に鹿児島県薩摩川内市付近に上陸し、低速で九州を北東に進行中で、9月2日頃まで西日本を東へ進む見込みだ。九州南部では800ミリ、北部では600ミリ以上の記録的な大雨が予測されており、西日本や東日本では暴風や高波の影響が懸念される。各地で土砂災害警戒情報が発表され、特に九州北部や東海地方などでは線状降水帯の発生が予測される。
交通機関では複数の高速道路や新幹線、在来線での運転見合わせが発生し、航空便も欠航が相次いでいる。
河川の氾濫、土砂災害、雨量基準による高速道路・有料道路の通行止めは九州から西日本にかけて多く発生しているが、北海道、岩手県、石川県、静岡県でも被害が出ており、全国的に注意が必要な状況。航空、港湾、鉄道での被害は出ていないが、多くの交通機関が運行を見あわせている。
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