
▲可搬型ハンプ(出所:国土交通省)
行政・団体国土交通省、札幌開発建設部は9日、札幌市内の通学路における自動車の速度抑制を目的とした「可搬型ハンプ」の試験設置を発表した。設置場所は札幌市東区の市道日の丸21号線で、期間は9月16日から10月14日まで。今回の試験は、通学児童の安全確保を目的として、地域からの要望を受けたもので、設置後の効果検証を通じ、今後の交通安全対策の推進に寄与することが期待されている。
通学路として利用される道路では、信号のない直線道路で速度を落とさず通行する自動車が多く、児童との接触事故のリスクが高まっている。実際、ETC2.0データの分析結果でも、多くの自動車が30キロ以上で走行していることが確認されており、今回の可搬型ハンプの設置はその対応策としての試みである。可搬型ハンプは、ゴム製の仮設用構造物で、通過する自動車に減速を促す役割を果たす。
試験設置後には、その速度抑制効果を検証し、今後の通学路や生活道路における交通安全対策としての活用が期待されている。
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