M&Aオカムラ(東京都)は13日、創研工業(長野県長野市)との間で冷凍・冷蔵施設の設計・製造事業の譲受契約を締結したと発表した。この契約は、2022年に基本合意されたもので、オカムラはすでに長野県須坂市で新工場を建設中であり、2025年1月の稼働を予定している。
創研工業はオカムラの主要取引先であり、今回の譲受により新工場の立ち上げと生産効率の向上を目指している。譲受に伴う価格や資産の詳細は守秘義務により非公開となっているが、今後の業績への影響は軽微であると見込まれている。
この事業譲受により、オカムラは商環境事業における競争力を一層強化する狙い。特に、スーパーマーケットやドラッグストア向けのリニューアル需要が堅調に推移しており、今後も高水準の需要が見込まれている。新工場の稼働と併せて、オカムラは冷凍・冷蔵ショーケースの製造開発力を強化し、事業成長を加速させる計画だ。
同社は今後、創研工業の技術やノウハウを活用し、商環境事業におけるシェアをさらに拡大することを目指す。
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