調査・データSRS Connect(大阪市中央区、SRSコネクト)は、バイオマスパワーテクノロジーズ(三重県松阪市)、玉木材(奈良県五條市)と連携し、ドローンを用いた獣害対策資材の輸送実験を行い、成功させた。実験は3日から10日にかけて行われた。
紀伊半島の山々では、鹿による深刻な食害被害が続発し、植林が進まない悪循環が生じていた。こうした被害から森を守るためには、防獣対策資材の設置が必要不可欠であったが、支柱や網といった重量物を山間部に人力で運ぶ作業は極めて困難であった。この課題に対し、SRS Connectはドローンを活用した効率的な輸送方法を模索し、奈良県五條市の山間部で実証実験を行った。
実験で使用されたのは、DJIの「FlyCart 30」で、急勾配の山林で300回以上にわたる資材輸送を成功させた。
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