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熊本の高校生が「メルカリ」出店でリユース学ぶ

2024年9月24日 (火)

環境・CSRメルカリは19日、熊本市の高校生が自治体や地域の商店街、事業者などと連携してリユース品を集め、「メルカリShops」で販売する取り組みを始めたと発表した。高校生が主体となって地域を巻き込み、メルカリShopsで販売する活動は全国で初めてだという。

▲集まったリユース品から発表会までに商品として出品するものを選定する高校生たち(出所:メルカリ)

取り組みを始めたのは、熊本市立千原台高校の情報ビジネス探究科の1、2年生240人で、「千原台高等学校 ワンサウザン」というショップをメルカリのサイト内に開設した。

情報ビジネス探究科の授業には、「マーケティング」があり、授業のなかで4月から2年生が熊本市役所や商店街、保育園、専門学校などの協力を得て、不要品を集めたほか、「メルカリエコボックス」を各協力事業所に設置してもらった。

その後、夏休み中も不要品の回収を行うとともに、「ターゲットは誰にするのか」「梱包方法はなにが最適か」「送料はいくらになるのか」「販売金額はいくらにするのか」といった点を話し合い、48品の商品の販売に向けて準備を進めてきた。

販売は9月9日から始まっており、9月末まで続けた後、販売結果などを踏まえて検証を行う。

9日の販売初日には、同校体育館で「販売開始発表会」が開かれ、生徒らが商品や販売戦略などについて説明。その後、校長と生徒の代表が「出店」のボタンを一緒に押して、販売を開始した。

メルカリでは、今年からサーキュラーエコノミー(循環経済)推進の教育プログラムに取り組んでおり、今回の活動は高校生向けのプログラムの第1弾となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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