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エプソン、長野県安曇野市に双腕ロボ生産ライン

2018年8月22日 (水)

拠点・施設セイコーエプソンは22日、長野県安曇野市の研究開発拠点「豊科事業所」に、自律型双腕ロボットなどの製造を行う生産ラインを新たに設置し、9月から稼働を開始すると発表した。

新生産ラインは、自律型双腕ロボットなど難易度の高い機種を生産するとともに、組立効率化技術開発や人材育成の役目も担う。これにより、研究開発を推進し生産技術などを進化させながら、2025年度にはエプソンの産業ロボットの生産能力を現在の3.5倍に向上させる。

豊科事業所は、ロボティクスソリューションズ事業の研究開発拠点として、国内や海外の生産拠点と連携している。今回の生産ラインの整備により、高難度要素開発から設計・量産技術確立、製造までのサイクルを効率よく回し、新製品立ち上げ期間の短縮と組立効率化技術のさらなる強化を目指す。

■新生産ラインの概要
所在地:長野県安曇野市豊科田沢6925
稼働時期:2018年9月
製造品目:自律型双腕ロボットなど
延床面積:3522平方メートル