拠点・施設豊田合成は10日、インド北部にある豊田合成ウノミンダインディアのニムラナ工場を拡張したことを発表した。同社は9月に新たな建屋で生産を開始しており、安全規制の強化に伴うエアバッグの需要拡大に対応するためのもの。
同社はインドにおいて、車両搭載が増えていた前面衝突対応のエアバッグに加え、側面衝突に対応するエアバッグ(サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ)の装着の増加を見込んでいる。衝突安全アセスメントの強化を背景としたカーメーカーのニーズに迅速に対応するため、同国での開発・生産体制を整えた。その一環としてニムラナ工場を拡張した。
10月9日に行われた開所式では、同社社長の齋藤克巳氏が「この新建屋で生産されるエアバッグ製品の提供を通じて、お客様のニーズにお応えするとともに、これらの安全装置の普及により、インドの安心・安全なモビリティ社会の実現に貢献していきます」と抱負を述べた。
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