
(出所:ルノー・トラック)
国際ルノー・トラック(フランス)は10日、2025年モデルの大型トラック「T」「C」「K」を発表し、燃費を従来モデルより3%改善したと発表した。この新型トラックは、燃費向上と生産性の強化を目指して設計されており、特に輸送業界における運用コストの削減と環境負荷の低減に貢献する。
これらの車両は最大3%の燃料節約を実現。同社は、2年前に導入したターボコンパウンド技術で最大10%の燃料節約を達成して以来、エネルギー効率の向上に努めている。
新モデルでは、エンジンやギアボックス、車軸などのパワートレインの各コンポーネントを最適化し、さらに燃費改善を図った。これに加え、クラスA+タイヤを標準装備することで、さらなる効率向上を目指している。また、ルノー・トラックT、T High、E-Tech Tモデルには、従来のバックミラーの代わりにカメラを搭載し、空気力学を改善。これにより、燃料消費の削減が実現された。これらのカメラは折りたたみ式ウィングに収納され、キャビン内のスクリーンに接続されており、赤外線モードを備えた夜間視認性も強化されている。このシステムは、C、K、E-Tech Cモデルでもオプションとして利用可能だ。
さらに、長距離輸送向けに最適化された「Tスマートレーサー」バージョンも提供されている。これは、DE13ターボ複合エンジンと燃料節約オプションを組み合わせたもので、標準モデルに比べて燃料消費量を14%、CO2排出量を15%削減している。
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