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三菱倉庫決算、英国事業が寄与し増収増益

2025年4月30日 (水)

財務・人事三菱倉庫は4月30日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比11.6%増の2840億6900万円、営業利益は同7.2%増の203億1000万円、最終利益は14.7%増の318億6400万円と増収増益だった。

物流事業セグメントは9.3%増の2376億8600万円、セグメント利益は同4.8%減の138億6200万円だった。倉庫事業は、同社グループのキャバリエ・ロジスティクス(英国)グループの通期寄与、医薬品、食品の取扱増加などにより営業収益は2%増。陸上運送事業は、電機設備、医薬品の取扱増加などにより、同7.2%増だった。港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱減少により4.1%減、国際運送取扱事業はキャバリエ・ロジスティクスグループの通期寄与、輸出入貨物の取扱増加などにより23.6%増だった。利益においては、海上運賃単価の正常化に伴う国際運送取扱事業の粗利益減少もあり、キャバリエ・ロジスティクスグループの連結組入れに伴う諸費用のほか、人件費の増加などが影響し減益となった。

26年3月期の通期予想は、売上高は2.1%増の2900億円、営業利益は1.5%減の200億円、最終利益は26.8%増の404億円を見込んだ。倉庫、陸上運送の両事業における重点カテゴリー分野の配送センター業務拡大、港湾運送事業におけるコンテナ貨物の取扱回復、国際運送取扱事業において新規貨物の取扱増加を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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