イベント郵船ロジスティクスは11日、シーアールイーが主催する無料オンラインセミナーに登壇し、メコン地域を中心としたASEAN諸国から欧州までの鉄道一貫輸送サービスを紹介する。セミナー開催日は10月25日(金)。
これまでASEAN諸国から欧州への貨物輸送は、海上・航空輸送が一般的だったが、昨今の紅海およびその周辺海域の情勢に起因した、喜望峰経由の迂回航路による海上輸送日数の増加、運賃高騰、海上コンテナの不足などによって安定したサプライチェーン(SC)の構築が危ぶまれている。
同社は昨年より、ベトナムと中国を結ぶ「中越班列」、ならびにラオスと中国を結ぶ「中老班列」など、主にメコン地域を出発する鉄道を利用して貨物を輸送し、経由地となる中国の重慶では、コンテナごと「中欧班列」に積み替え、欧州まで輸送する鉄道一貫輸送サービスを提供。ASEAN諸国から欧州までの鉄道一貫輸送は、海上輸送ルート(喜望峰経由)と比較してリードタイムの短縮を可能とし、SCにおけるBCP対策、さらに温室効果ガス排出量削減を叶えるグリーンソリューションとしても期待できるサービスとして活用を呼びかけている。
また、同社のグローバルネットワークによって、出発地と到着地だけでなく、経由地でもグループ従業員が一丸となって貨物輸送をサポートして海外の鉄道輸送に不安を持つ荷主も安心して利用可能としており、今回のセミナーでは、在日本、タイ、中国グループ従業員が、プレゼンテーションと、パネルディスカッションを行う。
■開催日時:10月25日16時-17時10分
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