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日通、欧州発・中国太倉経由の海鉄複合輸送を発売

2020年2月19日 (水)

話題日本通運は19日、中国・欧州間の越境鉄道輸送を利用した、中国・太倉経由の欧州発日本向け鉄道・海上複合輸送サービス「NEX OCEAN-SOLUTION CHINA LAND BRIDGE EJ(Europe・Japan)」の販売を開始した、と発表した。

同サービスは、独・ハンブルグ、独・デュイスブルグ、ポーランド・マワシェビチェの3都市を出発地として、中国・西安までの鉄道輸送と太倉港から日本の主要港(東京・横浜・名古屋・大阪・神戸)までの海上輸送を組み合わせた複合一貫輸送サービスで、欧州の各鉄道ターミナルから日本の主要港までのリードタイムは26から28日。海上輸送だと40日かかるところを大幅に短縮することができる。

また、鉄道輸送の課題となるコストについては、従来の欧州発大連経由に比べて40%ほど安価に提供でき、リードタイムも1週間短縮。3都市から西安駅までの列車は、毎週水曜・金曜発の週2便運行しているため、海上輸送との接続にも柔軟に対応できるという。

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