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神戸港、1000m連続の水深16mバースを整備

2010年11月16日 (火)

行政・団体国土交通省は15日、同日開催した交通政策審議会港湾分科会が、神戸港など3港の港湾整備計画の一部変更を国土交通大臣に答申したと発表した。

 

このうち神戸港では、大型化するコンテナ船に対応するため、従来計画で水深15メートルとなっていたポートアイランドのコンテナバース「PC15」を水深16メートルに計画を変更。既に水深16メートルで整備することになっていたPC16、17との連続・一体運用が可能になる。これにより、国内港湾で初めて1000メートルにわたる岸壁の水深16メートル化が実現し、9000TEU級の大型コンテナ船が3隻連続で着岸できるようになる。

 

神戸港では、2015年までに大阪港埠頭公社と経営統合して、阪神港としての一体運用体制を完成し、16年にはPC15-18と4つの連続するバースで、水深18メートル化する計画となっている。