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ポッカ、マレーシアに新工場を建設

2013年5月10日 (金)

拠点・施設ポッカサッポロフード&ビバレッジは10日、子会社のポッカコーポレーション・シンガポールが、マレーシアにポッカ・マレーシア工場(仮称)を新設すると発表した。

既存のシンガポール工場の製造能力がひっ迫しており、積極的な拡販、製造受託などが難しい状況となっているほか、今後もペットボトル飲料の需要拡大が見込めるとして、生産能力を増強するために早期の生産拠点開設必要と判断した。

ポッカ・マレーシア工場は、500ml、1.5L容量のペットボトルに果汁、茶などを充填できる最新鋭の無菌充填ラインを導入し、LED照明の採用や、水・エネルギー再利用システムの導入など、自然環境に配慮した工場とする。

建設地のマレーシア・ジョホール州セナイ地区は、シンガポールとの国境から20キロメートル、車で30分の距離にあり、アクセスが便利なため、シンガポールからのマネジメントが容易なロケーションにある。

6月末に着工し、2014年2月竣工、翌3月から試運転・テスト生産を行い、4月から本格稼働に入る。

■新工場の概要
名称:ポッカ・マレーシア工場(仮称)
所在地:Airport Logistic Park, Sultan Ismail International Airport, Senai, Johor, Malaysia
敷地面積:2万800平方メートル
延床面積:1万2500平方メートル
製造品目:果汁、スポーツドリンク、乳性飲料、お茶、ミルク入りコーヒー、紅茶、果粒入りドリンク
生産能力:500mlPET=460本/分、1.5LPET=215本/分、年間600万ケース
総工費:3420万シンガポールドル(27億円)