ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

不二製油、マレー半島南端域に新工場用地を確保

2015年9月30日 (水)

国際不二製油は29日、東南アジアで新たな生産拠点を建設するため、マレーシア・ジョホール州で土地使用権を取得したと発表した。

同社は1981年にシンガポールで油脂製造を手がけるフジオイル(シンガポール)を設立し、クリーム工場、マーガリン工場へと業容を拡大。

シンガポールなど東南アジア市場では食の欧風化が進み、クリーム、マーガリンなどの需要が増えていることから、同社は生産能力を拡張、強化する目的で工場建設用地を探していた。

今回、使用権を取得した土地はマレー半島南端に位置する「イスカンダル開発地域」にあり、原料調達、物流などの面で既存拠点との連携に適していると判断した。面積は10万159平方メートルで、取得費用は18億円。