財務・人事ディスカウントストアなどを展開するジェーソン(千葉県柏市)は15日、2025年2月期(第2四半期)の決算説明資料を公開した。同資料によると、売上高は150億3300万円で前期比1.2%減、営業利益は5億4200万円で同19.5%減、経常利益は5億5900万円で18.9%減。
売上高は、第2Q期間で回復基調にあるものの、前年同期におよばなかった。PB商品(主にミネラルウォーター)やJV商品の販売が好調だった一方、社内物流における飲料比率が急激に高まったことで商品配送の一部混乱と商品ラインナップの偏りなどが生じ、結果として機会損失が発生。売上減少に加え、仕入単価上昇の中、ロープライスに特化した販売も利益減に影響した。
なお、物流適正化に向けた車両関係費、倉庫増設費などの投資が先行しており、貸借対照表では、新店および物流適正化に向けた車両購入、子会社倉庫の増築等により、前期末比で総資産が8.9億円純増している。
通期予想は、売上高は前期比4.4%増の300億円、営業利益は13%増の9億9000万円、最終利益は8%増の6億5000万円とした。
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